小さい頃から、毎年
ひな人形を飾ってもらっていました。

夜に暗い部屋で見るのがちょっと
怖かったのを覚えています。

昼間になると触ってみたくなり、
壊さないように恐る恐る
小道具を取ってみたりしました。

妹と二人でままごとのような事をして
遊んでいました。

 

大人になったある日、母から電話がありました。

「おひな様、供養するよ」と言われました。

私たちが大人になるのを見届けてくれた
ひな人形に感謝をしながら、
「お願いね」と母に伝えました。

その時、少し寂しさを感じたのを思い出しました。