「でも・・・」の奥にあるもの
現在NHKで放送されている『3月のライオン』というアニメがあります。
17歳のプロの将棋棋士を主人公とした様々な人間が、人との関わりの中で何かを取り戻していく優しいアニメです。
猫もたくさん出てきて、猫を使って将棋の説明をするニャン将棋の歌もかわいいです。
公式サイトはこちらです。
原作は、『ハチミツとクローバー』の羽海野チカさんです。
先日の放送の中で、将棋に負けて落ち込んでいる主人公を高校の担任が慰めるシーンがありました。
担任の言葉に、「でも・・・」「でも・・・」と何度も「でも」で返す主人公にしびれを切らした担任が放った言葉が心に残りました。
「さっきから聞いてりゃあ、でもでもでもって・・・。でもが100個そろって開くドアがあればいいが、はっきり言ってねぇよ、そんなドア!」
確かにそうなんですよね。「でも・・・」って言っているうちは何も始まらないし、進まない。「でも」の言葉の奥には、そうしたくないという気持ちが表れているんですね。理由はいろいろだと思いますが、自信がなかったり、不安を感じていたり・・・。ただ、そういう経験をいくつも乗り越えて今の自分にまで成長しているはずです。「でも」は成長の直前。
クライアントさんの自信の回復や不安の解消のサポートをしながら、次の一歩を踏み出すお手伝いをするカウンセラーでありたいと思っています。
投稿者プロフィール
- 京都市、向日市、宇治市を中心に対面カウンセリングを承っております。またオンライン(電話・Skype・Zoomなど)を通して、国内外を問わず心理カウンセリングをご提供しています。プロフィール詳細はこちらです。