迷子の真相
数年前に気づいたことがあります。
私、子どもの頃迷子になったことがありました。
ある時ふとそのことが気になって、その当時を思い出してみました。
あれは小学校3年生の頃、場所はあの巨大デーマパーク〈東京ディズニーランド〉でした。
3家族くらいで行ったのですが、私一人はぐれてしまったのです。
おそらく一時間もたたずに父親が発見してくれました。
場所が場所ですから、父は相当焦ったようでした。
やっと会えた安心感から、私は大泣きしました。
でも思い出してしまいました。
実は、迷子直前の私には「迷子になってやれ!」という気持ちがあったのです。
その気持ちが一人ふらっと別の店に入ってしまうという行動を起こさせ、結果本当に迷子になりました。
なぜ、そんな気持ちが湧いたのか・・・。
後になって考えると、両親に「心配してもらいたかった」のだと気づきました。
私の家は農家だったので、家族旅行は年に一回程度でした。
普段両親は、朝早くから夜遅くまで休みなしで働いていましたので、
旅行は甘えられる絶好のチャンスだったのです。
それでも兄妹三人なので、両親を独り占めできることはありません。
そこで考えたのが、迷子作戦だったのでしょう。(大バカです・・・)
本人も気づかない行動の真相があったりするのですね。。。
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