「Why ~?」

why

 

 

 

 

 

 

「どうして○○したの?」
「なんで○○なの?」

親が子に、
先生が生徒に、
先輩が後輩に、
上司が部下に、
問うている場面が思い浮かびます。

でも実はこの「Why~?」の問いかけは、
他の疑問詞(Who,When,Where,What,How)の問いかけに比べて
返答が難しいのです。

他の疑問詞については、単語で返答できますが、
Whyの問いには、文章で答えなければなりません。
ですので、問われた方は答えるまでに時間を要します。
答えに困って無言になってしまうことも。

さらに、「なんで○○したの?」などの言い方にもよりますが、
責められているような気になってしまいがちです。
そうなると余計に答えられなくなってしまいます。

 

相手の真意を聞き出したいときには、
「なぜ?」を他の疑問詞に置き換えたり、
質問をもっと細かくしてあげたりすると良いです。

例えば、
「どうして○○したの?」

「何が○○させたの?」など。

 

「どうして?」「なんで?」と言いそうになったら、
ちょっと思い出してみてください。
相手の素直な返答が得られるかもしれません。

投稿者プロフィール

山田 真智子
山田 真智子
京都市、向日市、宇治市を中心に対面カウンセリングを承っております。またオンライン(電話・Skype・Zoomなど)を通して、国内外を問わず心理カウンセリングをご提供しています。プロフィール詳細はこちらです。

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