見える人、見えない人
関心のないものは
本当に目に入らないのだなあと
実感したお話です。
昨日、新しい洗濯機を購入しました。
それを娘に伝えると、
「ぶーちゃんはどうなるの?」と。
ぶーちゃん??
古い洗濯機に名前をつけていたのかなと思い、
引き取られて処分されることを話すと
娘が泣き出しました。
そんなに洗濯機を大事に想ってくれていたのかと
娘の優しい心にプチ感動していたら…。
洗濯機のところへ連れて行かれ、
「ぶーちゃん…」と言って指さしていたのは、
古い洗濯機の正面に貼られていた
ぶたのシールでした。
1歳か2歳のときに娘が貼ったものです。
毎日毎日使っている洗濯機ですが、
こんなに目立つところに張ってあるシールですが、
その存在は、私も夫も完全に忘れていました。
でも、娘は時々ぶーちゃんの存在を
確認していたのですね。
もしかしたら、
会話もしていたのかもしれません。
大人は視界には入っていたはずなのですが、
脳には情報として伝えていなかったのです。
同じものを見ていても
人の関心によって
「見えるもの」と「見えないもの」がある
ということを改めて認識した出来事でした。
今日、新しい洗濯機が届き、
早速娘は「ぶーちゃん」を引っ越しさせていました。
良かった。
ぶーちゃんも何だか誇らしげでした。
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