共感の質量

「まずは共感」
そこから。

その共感は、言葉だけでは相手には通用しませんでした。

相手の信頼を得ることはできませんでした。

 

なぜか。

自分も同じ思いをしていなかったからです。

自分がもつ同じ感情を感じたくなかった。

そこにすら気づいていませんでした。

 

自分が感じたくなかった過去の感情を取り戻しに行きました。

そこを見るのは辛く、かなり抵抗が働きました。

小さな自分は耐え難い感情でしたが、今の自分はもう大人。

小さい自分の感情をしっかり感じることができました。

もちろん、一人ではなく先生に伴奏していただきながら。

 

その後の共感は、相手には確実にいつもと違ったものでした。

反応が明らかに違っていました。

そして相手の安心感をこちらも感じることができました。

 

質量を伴った共感を実感できたのでした。

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山田 真智子
山田 真智子
京都市、向日市、宇治市を中心に対面カウンセリングを承っております。またオンライン(電話・Skype・Zoomなど)を通して、国内外を問わず心理カウンセリングをご提供しています。プロフィール詳細はこちらです。

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