昨日、名古屋市教育委員会主催の教育シンポジウムに参加してきました。

明治大学教授・教育学者の齋藤孝先生の講演「生きる力を育てる学力」は、非常に興味深い内容でした。

今の子どもは真面目で繊細なので落ち込みやすい。そして幼くなっている。大人がもっと積極的に子どもに関わる機会を作る必要がある。子どもが経験値の高い人の話を聞き、幅広い年齢層の人と雑談ができる力をつけることが生きる力につながる。当然大人にも雑談力が必要。加えて必要な力が質問力。今の子どもには特にコーチング技術を基本とする質問方法で会話をすることが大事。子どもは気持ちを言葉にすることで考えが整理できる。

教育において、「個性」と「自由」が重視されて30年にもなるが、個性的にはなっていない。教育には適度な負荷(ある程度の強制力)が必要。現代社会では、膨大な量の知識(記憶)が必要なのである。

なぜ学校に行くのか。-人類が積み重ねてきた英知を継承するため。自分を、先人たちの精神で支える。

最後に、齋藤先生はご自分の論語の研究から学んだ「知・仁・勇」を教えてくれました。これがあれば人は大丈夫と。帰ってこの意味を調べてみました。「知者は惑わず、仁者は憂えず、勇者は懼れず」。かっこいいっ!!

教育シンポジウムムチラシ

教育シンポジウム、齋藤孝、生きる力、雑談力、質問力