思春期
思春期とは、
8歳から17,18歳の
子供が大人へと成長するための移行期間を指します。
(日本産婦人科協会資料より)
この時期は、体と心が急激に変化します。
子供はその変化に戸惑いを覚え、自分自身と向き合い始めます。
そう聞いただけで、そりゃあ「ややこしい」ですよね。
子供にとってももちろん、親にとっても。
私は学習塾やフリースクールに勤務していた時期が長くありましたので、
毎日この思春期の子供たちと時間を共にしていました。
子供の数だけ思春期の数がありました。
一人ひとりみんな違っていました。
でも、一つ共通していることに気づきました。
それは、みんな「まだ甘えたい」ということです。
まだまだ愛情が欲しくて、
自分は愛されている存在だということを確認したいのですね。
これから社会に一人で出ていく不安を感じているから、
自分にはいつも見方がついているから大丈夫、
自分を信じてくれている人がいるから大丈夫、
どんな自分でも愛してくれる人がいるから大丈夫
という確信が欲しいのです。
親の愛情はもちろんですが、
年齢が上がると友達や先生などより多くの
身近な人の愛情を求めるようになります。
そうやって社会に飛び込む準備をしています。
そりゃあ過酷なこともありますよね。
一人で立ち向かっているのですから。
人間関係に悩んだり、恋愛に悩んだり。
大人にできることは、
子供が話したいときに聞いてあげること、
いつも愛情をもって信じて見守ること、
そして甘えたいときに甘えさせてあげること
くらいですかね。
ちなみに私の思春期は中2がピークでした。
親に内緒でいろいろやってました。
飲み会とか飲み会とか飲み会とか...。
家ではいい子ちゃんしていたので、
母はその話を担任に聞いた時、
「先生、誰と間違って話してるんだろう。」と
思っていたらしいです。
ある意味、信じてもらえていたのかな、
ということで。
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