母の爪

爪切り

実家に帰ると
母の足の爪を切ってあげます。

 

年齢を重ねた母の爪は
厚くなって巻きがきつくなっています。

さらに身体がかたくなり
足の爪を自分で切ることが難しいのです。

 

爪を切りながら
普段ゆっくり聞いてあげられない母の話に
耳を傾けます。

いつもはぶっきら棒な私も
素直な気持ちになれます。

この時間は母にとっても私にとっても
とても貴重な時間です。

 

「もっと近くに住んでいたら、もっと…」と
思うことは多々ありますが、
たまにできるからこその喜びを味わって、
丁寧に切ってあげています。

 

いくつになっても
親子の時間をもつことは
大きな大切な意味をもっている気がします。

 

みなさんも親子の時間、持てていますか。

投稿者プロフィール

山田 真智子
山田 真智子
京都市、向日市、宇治市を中心に対面カウンセリングを承っております。またオンライン(電話・Skype・Zoomなど)を通して、国内外を問わず心理カウンセリングをご提供しています。プロフィール詳細はこちらです。

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