5歳の思い込み

恐竜好きの5歳娘のお話です。

 

彼女はかれこれもう3年以上恐竜ファンなのですが、
その彼女が、本物の肉食恐竜が怖くなったから
ずっと好きだった恐竜を嫌いになると泣きながら訴えてきました。

最初は意味が分かりませんでした。

なだめつつ詳細を聞いてみると、

もし肉食恐竜が自分の目の前に現れたらを想像したら
とても怖くなったと。

こんなに恐竜が好きなのに怖いと思ってしまった。

その二つの気持ちが矛盾しているように感じたようです。

 

落ち着かせながら、

「怖い」=「嫌い」でなくてもいいこと。

本物は「怖い」けれど、映像やフィギュアは「好き」でもいいこと。

一度嫌いになってもまた好きになっていいこと。

を伝えました。

「そうなんだ!」と納得してやっと眠りについてくれました。

 

たった5歳なのに、すでにいろいろな思い込みがあることに気づきました。

大人はきっともっともっとたくさんの思い込みがあるのでしょうね。

苦しくなったらいつでも手放せますのでご安心ください。

投稿者プロフィール

山田 真智子
山田 真智子
京都市、向日市、宇治市を中心に対面カウンセリングを承っております。またオンライン(電話・Skype・Zoomなど)を通して、国内外を問わず心理カウンセリングをご提供しています。プロフィール詳細はこちらです。

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