味覚オンチ？
山田 真智子
ランチに手作りの菜の花の白和えをいただきました。
辛みを感じたので、からしが入っていると思って
一緒に食べていた人に伝えると、
その人はからしではなくわさびでは？と。
そこで、からしなのかわさびなのかの議論が始まり、
結局入っているものが分からなければ、
からしとわさびの区別もつかないのね、なんて言っていました。
そして、作ってくれた方にどちらかを尋ねると、
なんと、どちらも入っていませんでした。
それを聞いて再度食べてみると、
あら不思議。全く辛みを感じなかったのです。
菜の花のちょっとした苦みを感じたくらいでした。
きっと辛子派は、菜の花といえば辛子和えという先入観、
わさび派は、緑色からの先入観に囚われていたのかもしれません。
人の味覚なんていい加減だなと実感しました。
目隠しして食べたら意外と何を食べたか分からないみたいですしね。
先入観、思い込み。
自分で気づきにくいですが、誰でもたくさん持っていますよ。
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