質問力

出来事をその場にいなかった人に伝えるとき、その伝え方は様々です。

 

出来事だけを伝える場合、
その時の気持ちも盛り込んで伝える場合、
時系列に沿って伝える場合、
必要なところだけを切り取って伝える場合など。

 

伝える場面や意図によって使い分けることが多いと思います。

 

注意したいのは、すべてを伝えることは難しい、というより不可能だということです。

話し手が必要だと思ったことだけを切り取って伝えるからです。

場合によっては、話し手が重要なところを切り取っていることもあります。

 

ですので聞き手は、疑問に思ったこと、確認したいことをしっかりと質問する必要があります。

それが質問力ですね。

 

上司の指示が分かりにくい時、質問できていますか。

感情的になって話している家族や友人の話、事実内容がつかめていますか。

伝えたくて必死だけれど語彙の少ない子供の話、分かろうとし、答えやすい質問ができていますか。

 

意思疎通ができにくいと感じている人に対して、自分でできる質の良い質問、ぜひ考えてみてください。

投稿者プロフィール

山田 真智子
山田 真智子
京都市、向日市、宇治市を中心に対面カウンセリングを承っております。またオンライン(電話・Skype・Zoomなど)を通して、国内外を問わず心理カウンセリングをご提供しています。プロフィール詳細はこちらです。

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