いのちの大切さを学ぶ

亀

「いのちは大切に」と
小さい頃から教えられます。

 

幼少期は
分かっちゃいるけど(まだ分かっていない)
興味が勝ってしまい、
小さないのちを奪ってしまうこともあります。

それも勉強なのですが。

(娘も2歳の頃アリを見つけては踏んでいました。)

 

その類で、
自分の中で可哀想なことをしたなという経験があります。

小学生くらいのときに、
ミドリガメを二匹飼っていました。

初めての冬を迎え、
自分なりに調べて亀は冬眠させると知り、
まだ元気な亀を無理やり冬眠させました。

ティッシュにグルグル巻きにして
テッシュの箱に入れておきました。

春になって出してみると
亀は甲羅の中でカピカピになっていました。

これは死んでしまったのだと
土に埋めお墓を作ってあげました。

 

それから何年かして
人にその話をしたとき、
亀は死んではいなかったことを知りました。

お水をかけて
しばらく外に出しておけば
冬眠から覚めたのだと。

あの亀たちは生きていたんだ。

私は生き埋めにしてしまった。

 

とても罪悪感に駆られたことを覚えています。

春のあたたかさと共に思い出される出来事です。

 

亀は犠牲になりましたが、
いのちの大切さを学んばせてもらった貴重な経験として
自分の中で今でも大切にしています。

投稿者プロフィール

山田 真智子
山田 真智子
京都市、向日市、宇治市を中心に対面カウンセリングを承っております。またオンライン(電話・Skype・Zoomなど)を通して、国内外を問わず心理カウンセリングをご提供しています。プロフィール詳細はこちらです。
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