あなたが思う「優しさ」って何でしょうか。(くれたけ#275)

今月のカウンセラーへのお題二つ目にお答えします。

 

【お題2】あなたが思う「優しさ」って何でしょうか。

このお題、私の人生のテーマです。

というのも、子供の頃からずっと周囲に「優しい」と言われてきたのですが、社会人になってある時、尊敬する上司に「おまえの優しさは本当の優しさではない。」と言われ、自分の中で大混乱が起こり、自己崩壊した感覚になったことがあるからです。

そこから、私の「本当の優しさ」探しが始まりました。

「本当の優しさって何?」「自分の優しさは何が違うの?」

事あるごとに考えていました。

 

これまでに、何度か本当の優しさに出会ってきました。

別の職場にいた上司からは、「相手の可能性と将来性を信じて、しっかり指摘・助言できる優しさ」を学びました。その上司は、助言したら部下にどう思われるか、煙たがられるのではないかなどということは全く気にしていませんでした。ただ、自分が相手のためにできることを自然にやっていました。その当時の私には、そのマインドがその人の強さのように感じました。

これが本当の優しさか、そう思って自分に取り込もうとしましたが、なかなかできませんでした。

 

次に、共に目標を掲げて仕事をする先輩から、絶対にできると信じて、諦めず愛のあるサポートを継続する優しさをいただきました。さらに深い本当の優しさに触れました。

でも私は、いただいた優しさと同じものを人には与えられませんでした。

 

この後も何度か「これが本当の優しさか」と気づく機会はやってくるのですが、どうしても自分にはインストールできませんでした。どうして...。

 

そんな時、心理を学んだ先生と再会しました。

先生から学び直し、セッションを受け、同じ時間を共有しながら、自分の中に人を信じることに対する抵抗があることに気づきました。これでは人に優しくすることはできないと納得できました。

自分の抵抗が緩んでだと思ったらまた戻って、それを繰り返しながら少しずつ緩んできました。

私の優しさは、自分を守るための優しさでだったのです。

先生に、「人の成長を信じ、その成長を伴走していく愛」をいただきました。また自分の中の本当の優しさがアップデートされ、自分もこの優しさを人に提供していきたいと強く思いました。

 

そして、極めつけの出来事が。

自分の失敗で人を巻き込んでしまいました。でも自分では何もできず、助けてもらうことしかできませんでした。この状況で私は人を信じることしかできないという状況になりました。

強制的に人を信じなければならない状況。

最初はとても不安でした。自分を責めることでこの不安から逃げようとしました。でも、この不安をしっかり感じることに徹しました。自分が人を信じていないから起こるこの不安を体感に落としました。

かなりの時間この不安と一緒にいました。そして不安を感じきったのだと思います、急に周囲の人たち、支えてくれている人たちの顔がたくさん浮かんできました。同時にその人たちの愛を感じました。ずっと私のことを信じ続けてくれました。

ある時、「大丈夫。」その声が自分の中から湧いてきました。そして、みんなを信じている自分に気がつきました。

嬉しくて嬉しくて、人を信じている感覚をじっくりじっくり味わいました。身体に落とし込みました。

 

人生約半分来てしまいましたが、長年かかりましたが、ようやく本当の優しさをもつ権利が得られた気がします。

この優しさを残りの人生かけて、世の中に還元していきたいと思っています。

そして、今後まだまだ新たな優しさに出会い、その都度私の「本当の優しさ」は広がり深まっていくのだと思います。

やはり私の人生のテーマです。

投稿者プロフィール

山田 真智子
山田 真智子
京都市、向日市、宇治市を中心に対面カウンセリングを承っております。またオンライン(電話・Skype・Zoomなど)を通して、国内外を問わず心理カウンセリングをご提供しています。プロフィール詳細はこちらです。

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