お手紙

幼稚園年少の娘が
お友達からお手紙をもらいました。

とても喜んでいたので
お返事書こうと声をかけました。

 

これ描いたら喜んでくれるかな、
このシール貼ったら喜んでくれるよね。

 

そんなことを言って、
お友達が喜ぶ顔を想像していたのでしょう。
終始ご機嫌で書けました。

 

明日渡そうねと
幼稚園おかばんに入れておきました。

 

次の日、帰ってきた娘のおかばんに
お手紙が残っていました。

渡せなかったと...。

 

お友達待っているかもしれないし、
明日渡そうねと
またおかばんに入れておきました。

 

お手紙はまた娘と帰宅しました。

話を聞いてみると
渡すときに先生に見られるのが恥ずかしいのだそう。

ん~...。

 

お友達もお返事を待っているかもしれない。
そう思うと、
連絡袋にでも入れて
先生に渡してもらおうかと考えたり...。
いや、本人の気持ちは?

 

私も少し悩みましたが、
本人の気持ちを大事にしてあげようと
またかばんに入れて、
「渡せたらいいね」と
娘とお手紙を見送りました。

 

今日ももしかしたら
一緒に帰ってくるかもしれないお手紙。

いつお友達の手に渡るか分からないお手紙。

お手紙の行方と娘をじっと見守ろうと
ほんわか思った朝でした。

投稿者プロフィール

山田 真智子
山田 真智子
京都市、向日市、宇治市を中心に対面カウンセリングを承っております。またオンライン(電話・Skype・Zoomなど)を通して、国内外を問わず心理カウンセリングをご提供しています。プロフィール詳細はこちらです。
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