恩返し

parenting

娘が赤ちゃんの時、
とてもよく泣く子でした。

それもとても大きな声で。

 

黄昏泣きでは
ずっと抱っこしているのに
全く泣き止まず、
1時間以上泣いていることもありました。

もう嫌だと思うと
涙が溢れてきました。

 

お昼寝は車でないと寝ない子でした。

一日2回車に乗せて寝かしつけました。

1時間走っても寝ないこともありました。

ずっと泣き止まないこともありました。

あまりに泣き止まないので、
運転しながら娘に怒鳴ったこともありました。

もちろん、助長させるだけでした。

涙で前が見えなくなりました。

 

スーパーで大泣きはしょっちゅうでした。

フロア中に泣き声が響き渡っていました。

申し訳なさでいっぱいになりました。

でもそこでは、
おばさま方がいつも声をかけてくれました。

眠いのかな。
お腹空いたのかな。
元気だね。
赤ちゃんは泣くのが仕事。
かわいいね。

その言葉にどれだけ救われたか。

その度に「これでいいんだ」と確認でき、
娘と自分にOKを出すことができました。

 

孤独を感じては、
おばさま方のお声掛けに助けられ、
その繰り返しで乗り越えられたと思っています。

 

お陰様で、娘は2歳くらいからは
あまり泣かない子になりました。

 

今は自分が、子育て大変なお母さんに
「これでいいんだ」と感じてもらえる
声掛けをするようにしています。

(コロナ禍では少々控え目ですが)

 

こうした連鎖的な恩返しが続くといいなと願いつつ。

投稿者プロフィール

山田 真智子
山田 真智子
京都市、向日市、宇治市を中心に対面カウンセリングを承っております。またオンライン(電話・Skype・Zoomなど)を通して、国内外を問わず心理カウンセリングをご提供しています。プロフィール詳細はこちらです。
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